今月のKRYラジオ。山口で「りんご・リンゴ・林檎」。


今朝、KRYラジオの電話生出演に出た後、実は‥‥‥‥寝てました!
お昼頃まで、ぐっすり眠って休養キュウヨウ。
久しぶりに、自分の家の布団と長時仲良くして、
起きてからもぼよよ〜んとしています。
さて、改めて電話生出演のご報告。
10月末のプチツアーでの出来事を少しお話ししました。
県外、いろいろな土地に行っていたのですが、手土産に山口の外郎を持っていったのです。
「え?山口って外郎あるの?」とその都度、驚かれるわけですが、
私も山口に来たばかりの頃はびっくりしたのですよね。
そんな話から、山口は、他に、実はリンゴの産地であることの話へ。
そして、山口でうまれた歌の中から「りんご・リンゴ・林檎」をお聞き頂きました。
この歌はCD「山口線唱歌」にも収録されています。
是非是非、みなさま、CDでもお楽しみだください。
落合さとこweb site や、amazonからご購入頂けます。

「長門峡もみじ祭」で歌ってきました


急遽、お呼びがかかって弾き語りをしてきた「長門峡もみじ祭」。
SLやまぐち号が走る山口線沿線とあって、
山口線唱歌」を歌うのは必須!
というわけで、リハーサルで歌っていたら、
CDが欲しいと早々に声をかけてくれた年配の男性。
なんと仙台からお越しとのこと。
鉄道が好きで、わざわざ山口線目当てに来られたとか。
「山口のお土産に」と、とても喜んで下さいました。

30分という短いステージでしたが、
この「山口線唱歌」をはじめ、
徳佐のリンゴをモチーフにした「りんご・リンゴ・林檎」や、
童謡唱歌、歌謡曲、などを織り交ぜました。
素晴らしい秋晴れの中、歌声が山の向うにに飛んで行くようで、
これは気持ちがイイ。
皆さんも、ゆったりとイスに座って、
時にうなずきながら、時に手拍子をしながら、楽しんでおられた様子。

ステージが終わって、いろいろな人から声をかけて頂き、
CDもたくさん買って頂いたわけですが
………ちょっと待って。
思えば、CD買ってくださった方々は、
例の仙台の方と、私をもともと知っている人たち。
「初めて山口線唱歌を聞いたけど、いい歌じゃね〜。
 CDあったら、買っちゃるわ(←想像の山口弁)。」
というような、地元の方がいらっしゃると思っていたのですが、
残念ながらそうゆう人はおりませんでした。
長門峡界隈の人は、お財布の紐が固いのかなぁ。
地元を盛り上げる為にも、
こうゆう文化にお金を使って欲しいと素直に思う、落合さんでした。
最後の餅まきは、皆さんテンション高かった〜。
餅まきに、負けた〜!

山口でうまれた歌・11月。「黄昏の並木道」をもう一度。


あっという間に11月。山口CATV「山口でうまれた歌」は、
秋から冬にかけてのこの季節にピッタリな「黄昏の並木道」を
もう一度お聞き頂くことにしました。
歌を担当してくれたのは、札幌のシンガーソングライター・マルカートさん。
初回放送が2011年。
あれから7年後の今年の3月、
山口でのライブも実現することができました。
マルカートさんの、柔らかく、暖かな歌声を、改めてお楽しみ下さいネ。

秋の弾き語りプチツアー 番外編「スワンボート」

プチツアーで朗読した書きおろしエッセイ「スワンボート」。
♪「小舟」と♪「小石を拾って」の間に、どうしても何かを朗読したかったのです。
どうぞ、皆さんも、♪「小舟」の後に、
このエッセイを読んでいる私を想像してみて下さい。
そして、その後に♪「小石を拾って」を聞いてみてください。

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「スワンボート」

半年ほど前、還暦が近い、私の大切なヒトが、突然、こう言った。
「スワンボートが欲しい」
湖にいる、白鳥の形をした足こぎボートのことである。
いくらで買えるのか、早速ネット検索を始めた彼。
迅速な情報収集によれば、
新品は100万、中古だと30万くらいで買えるとのこと。
けれども、…………本当に買われても困る。
なだめすかして、近くの湖に、スワンボートに乗りにいったけれど、
数日後に迫った台風を考慮して、
早々にスワンちゃんはお休みを頂いていた。
台風に水をさされたせいか、あっという間に彼の口から、
スワンボートのことは出なくなった。


10日ほど前、私は気まぐれに「スワンボート 中古品」とネット検索してみた。
するとメルカリでの出品情報があって
価格は傷みもあってか格安の5万円。
そして、そこに…購入希望者らしき人からの質問が書かれているのを発見した。
「こちら、山口県なんですが、送料はいくらかかるのでしょうか?」
………も、も、もしや?
ちなみに送料は10万円と返事が書いてあった。
私がこのツアーに出るまでは、
我が家には、大きな荷物は何も届いていなかった。
ツアーから帰ったら、駐車場に、いや、隣の田んぼに、
巨大スワンがいたらどうしよう。
不安でたまらない。


こんなふうに、結構、私を困らせる、大人のふりした子供なのだけれども、
このヒトがいたからこそ、今の私がある。
若かった頃の世間知らずのアンポンタンを、唯一、本気で叱ってくれたヒト。
その点は、ホントに感謝している。
でも、でも、巨大スワンが、隣の田んぼにいたら、どうしよう。
ホント、どうしよう。

秋の弾き語りプチツアー#4〜広島


10/30(火)広島・ふらんす座。
高速バスで、京都から広島へ。
プチツアーの最終日は、ふらんす座。
地元の鍵盤弾き語り女子三人をブッキングしてくれて、
四人四色の世界を展開。
笑えるくらいにてんでんばらばらで、それが良い!
きづけば、こうやって何人も集まる時は、
たいてい最年長になってます。
最近、よく話す
「若さは武器。20代の頃は、若いというだけで人がたくさん来たものです」
という話から、20代の出演者に
「これから先が大変よ〜、頑張って。ふふふ。」
と、ステージから言ってしまう、さとこオバチャン。
そうそう、他の出演者さんから「すっごく勉強になりました!!!」と言われました。
そうだよね、人のステージって、とても勉強になる。
私も、すごく勉強になった一夜でした。
 
翌日。今後、なんらかの形でご一緒したい女史と昼食。
夕方は、私の子供時代に音楽の基礎を築いてくれた恩師を、
同じく恩師と仰ぐ、同業者の方が広島にいることがわかり、
その人にご挨拶。
そして、高速バスに飛び乗り、山口に戻りました。
猫髭うたたね舎の田んぼには、巨大スワンはいませんでした。ホッ。
(書き下ろしエッセイについての、ライブに来てくださった方へのお返事)。
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《まとめ》
きっと、音楽を伝えるというよりも、私は、人間を伝えたいんだなぁと思います。
となると、体裁の整った綺麗な「造り物」では意味がなくて、
ずっこけならずっこけなりの、しょうもないならしょうもないなりの、
嘘のない自分でないと伝わらないとも思っています。
歌づくりも、弾き語りの表現も、
書き下ろしエッセイの朗読も、全部、そこ。
自分が、生身の感じを出せば出すほど、
そこに集う人と、心が近くなれる気がするのです。
初日のライブでご一緒したu-fullのyukaさんが、ズバリ書いてくれていました。
「(落合さんの)歌を聴いていると、落合さんと一対一でお話をしているような、
 まだ知り合って間もないのに、
 落合さんのことを沢山知れたような、そんな気持ちになりました」。
ありがとう。
私は、そんな風になりたいのです。

秋の弾き語りプチツアー#3〜愛知


10/27(土)愛知/豊橋BUZZLE BUNCH。
高速バスで、大阪から名古屋へ。そして電車で豊橋へ。
初・豊橋ライブは、横浜に住んでいた頃、ご近所さんとして出会った
シンガーソングライター・平林真友未さんとのツーマン。
現在、豊橋近辺に住んでいる彼女と、実に20年ぶりくらいの再会となりました。
「愛知でライブがしたいのですが……ご一緒しませんか?」と誘ったわけですが、
彼女にとっては数年ぶりにライブを再開するきっかけになったようで、
逆に感謝されちゃいました。
長く音楽を続けていると、活動の波がありますものね。
真友未さんの友人知人達がたくさん来てくれたのですが、
中でも驚いたのは、農家女子=農女のみなさんたち。
すごくキラキラしてるのです!
瞳キラキラはもちろんのことも
メイクもばっちりしていて、着ている服も持ち物も本当に光ってる〜!
豊橋を元気にしているのは彼女たち、という噂も。
そんな、おしゃれ農女さん達に是非聞いて欲しいとのことで、
真友未さんから、当日のリハでいきなりリクエストをいただいた「お米と歌と」。
彼女たちのお腹と心に響きますように!と、歌いました!
真友未さんとのセッションは、
横浜時代、真友未さんの曲に私が歌詞をつけて、
彼女が今も、オリジナルとしてずっと歌ってくれている「Moon Butterfly」。
コーラスとシェイカーで参加しましたが、
今思うと、歌詞が若い!手直ししたい!恥ずかしい!の、三拍子でした。
でも、受けは良かったみたいで、ホッ。


この翌日は、豊橋の端っこで、真友未さんとモーニングを食べ、
車で常滑まで送ってもらい、ちょっとした打ち合わせを。
その後、これまた15年ぶりくらいの友人が関わっているギャラリーに顔を出すため
名古屋の端っこへ。
愛知県を、あちこち移動した1日。

そして、そのまた翌日は、高速バスで、名古屋から京都へ。
会いたい人達がいろいろといるのです。
昼は、同業者(シンガーソングライター)と会い、
夜は、同級生かつ同業者、のような人と、
今後の打ち合わせも兼ねて会いました。

一見、オフと思わせつつ、全然オフではない、
充実しすぎた、28日、29日でした。

秋の弾き語りプチツアー・ライブレポ#2〜兵庫


10/26(金)宝塚・Fata倶楽部。
靴を脱いであがる、親戚のおうちに遊びに来たみたいな、
アットホームな飲食店なのですが、
エレピがあるのをいいことに、
去年に引き続き、今年も(半ば無理やりに?)
投げ銭ライブをやらせてもらいました。
地元の馴染みのあるお客様や、お店の常連さんがたくさん来てくださり、
小さな店内はみなさんの笑顔でいっぱい。

モンブラン」のあとに、サプライズでモンブランのバースデーケーキが登場!!!
10/31の誕生日にさきがけ、お祝いしてもらっちゃいました!
ほんとにびっくりしましたが、
とっても嬉しかった!
いい気になって、2ステージがっつり歌いました。
この日の私の密かな選曲のこだわりは「魔法のふりかけ」を入れたこと。
この歌のように、Fata倶楽部のご飯には、
魔法のふりかけがかかっていると、私は思っているのです。
店主のAyaeさん、そうでしょ〜?