大殿小学校合唱部・合宿にて勉強会

山口でうまれた歌で「太陽の五本指」を歌ってくれている、山口市立大殿小学校合唱部。
今日は、彼ら彼女らが合宿している秋吉台芸術村にて、
山口でうまれた歌の作家・久保研二氏と共に、
ニコンサート&お話と、うたづくりの勉強会を行ってきました。

ピアノの弾き語りのコンサートは、子供たちにとって新鮮だったろうし、
また久保センセの、歌の歴史にまつわる話なども、他では聞けない貴重な内容。
ちょっと難しかったかもしれないけれども、小学生が相手だって手は抜きません。
時間の後半では、その場で歌を創ることにチャレンジ。
子供たち本音を汲み取って…といきたかったのですが、
ちょっと切り口を変えて、久保センセの本音が歌になりました。
「君の歌が聞きたいな」という歌いだし。
「君」は、目の前の、合唱部の子供たちのことです。
「みんなと一緒に」歌を創るところまで至らなかったけれども、
ひとつの歌がうまれる瞬間を、生で見てもらうことができました。
最初のフレーズをみんなで一緒に歌ってみました。
そして、私はそれにコーラスをつけて歌いました。
うまれたての歌が、ホールいっぱいに響いて、きらきらしていました。
この歌は、微調整をしてから譜面にして、みんなに渡すつもりです。

今回の勉強会の実現に、合唱部の竹田先生は欠かせません。
以前、とある場所でばったり会った時のこと。
「よかったら合宿に来て頂けませんか?」
先生の気持ちの盛り上がりに、こちらも即反応。
「喜んで行きます!」。
あっというまに話はとんとん拍子に進み、
そして、今日、新しい歌がうまれました。
お陰さまで、気持ちよく集中力を使い果たし、
帰宅後、途端に電池が切れて、爆睡したというわけです。
子供たちは今日のことをどんな風に感じたのか、知りたいところ。
「君の気持ちが聞きたいな」。