CD「さくら貝」記念コンサート#1。お富ちゃん家(富岡)にて。

群馬県富岡市
母のふるさとであり、祖父母が住んでいた町。
学校が休みになる度に遊びに来ていたこの場所は、世界遺産の流れで、少しずつ変わろうとしています。
 ←手書きの看板が温かい。私が書いたのではないニセ猫が書いてある。。。
「(年初に他界した)おじいちゃんが創った童謡を、地元のみなさんに聞いて欲しい!」。
5月に願いを申し出て、あっという間に叶えてくれたのは、「スマイルとみおか」の入山さんを中心とした方々でした。
おかげで、観光物産館である「お富ちゃん家」を会場に使わせて頂き、
昼・夜、2回公演にも関わらず、
近所のおばあちゃん、おばあちゃん、おばあちゃん、おばちゃん、おばちゃん
……時々おじいちゃんや若者…(なんと、女性は元気なことか!)という沢山の方々が集まってくれました。
祖父・茂木紫郎のことをよく知っている人も多く、また母の小さい頃を知っているかたもいました。
親族の姿もチラホラ。
会場は、とてもあたたかな空気となりまりました。


祖父が手がけた歌集「さくら貝」から、
それぞれの歌のエピソードなどを交えながら、7曲を弾き語り。

昔話「さるかに合戦」の後をイメージした「其の後の猿と蟹」では、
スマとみの方にお手伝い頂き、当時一緒に作られた紙芝居も披露しながら歌いました。
「火の用心のうた」では、みんなも手拍子!
この歌を歌いながら実際に町を練り歩いた子供たち
(今はおじいちゃん、おばあちゃんですが)もいらしていたようです。
「カナリヤと笛」では、泣いてしまった…という感想も。
 ←紙芝居&弾き語り中。

また、皆さんがよくご存知の童謡唱歌も織り交ぜました。
おかげで昼の部では最後の「おぼろ月夜」で大合唱。
夜の部ではオリジナルを増やしてみましたが、
祖父のことを歌った「ポーじいちゃん」も、皆さんの心に届いたようです。
童謡唱歌も、祖父の歌も、自分のオリジナルも、丁寧に発音し、丁寧に歌う。
それを心がけいるのですが
「言葉が聴きやすくて、こうゆうコンサートは初めてでした」という感想を頂きました。
童謡唱歌のコンサートは沢山あると思いますが
より、歌を身近に感じてもらえたのかもしれません。

こちらから料金を提示しない「投げ銭」もよかったようです。
コンサートに行きなれない人でも、気軽に「行ってみよう」と思える。
でも、しっかり投げ銭も入っていましたし、
CDも「さくら貝」だけでなく、オリジナル作品の方も沢山買って頂きました。
何より、皆さんの笑顔から、心の充実度が伝わってきました。

祖父の歌をきっかけに、富岡の皆さんと幸せな時間を共有できた一日。
協力して下さった、スマイルとみおかの皆さん、
急遽、音響と楽器レンタルでお手伝いくださった、佐藤裕さん、
本当にありがとうございました!
また富岡に伺います。
これでプチツアー、4本目、5本目が終了。
「さくら貝」記念コンサートは、8/28草津、8/29前橋でも開催します。
※CD「さくら貝」は、落合さとこホームページやAmazonでお買い求め頂けます。