実家から電車に乗ってわずか15分で到着出来る、鶴ヶ峰の珈琲店「陽のあたる道」。
ヨコハマ界隈の友人知人、いつもの顔、20年ぶりの顔、
そして、お店のお客様をはじめ、落合さとこの歌を初めて聞いて下さる人たち………
こちらでは二回目のライブですが、
今回も、トイレの前までイスが並ぶほど、沢山の方が来て下さり、本当にありがとうございました。
20代の頃にやっていたユニットでは、私は主だって楽器を弾くことはなく、
立って歌うスタイルだったのですが、
最近ようやくあの時の感覚を取り戻してきました。
ここ15年くらいはピアノ弾き語りをやっているので、楽器がない状態になると、
自分の所在をどうもっていったらいいのか、迷うことが多かったのです。
二本の足でしっかり立って、想いまるまるを全身で歌う。
みなさんが集まっている空間いっぱいに響かせ、伝える。
ああ、こうゆう感じだったかも。
昔と違うところは、丁寧さに気を配れるようになってきたこと。
淡々とした「キリギリス」や、最近レパートリーに入った「ちいさいうた」なども、
このユニットならではの繊細さが出て来ているのではないかしら。
そして、みなさんと一緒にあたためた時間を、感じ、味わえるようになってきたこと。
歳を重ねるというのは、そうゆうことなのかもしれません。
安心して歌に集中できるのは、信頼できる演奏者がいるからこそ。
笹子さん、この日も、ありがとうございます。
笹子さん作曲、中年男性の心情を見事に描いた（！？）「揺れるおじさん」は今回も大好評。
ライブ後、男性陣は「俺、揺れるオジサンだから」と口々に言っていました。
お店のマスター、犬飼さんご夫婦にも大変お世話になりました。
気持ちよい店主、気持ちよいお客さま、来年も是非ここで歌いたい！
【セットリスト】
前半：やつらの足音のバラード*/月光/夜の物語/ストリップルン/さくら貝〜リンゴサン/ポーじいちゃん
/いいじゃないの幸せならば*/涙のかわくまで*
後半：揺れるおじさん/ひだまり/キリギリス/ちいさいうた/小石を拾って/筆箱/近くへ遠くへ/どぶ猫ブルース
Ec：卒業
*＝カバー
