落合さとこ×笹子重治デュオ@創徳庵(大阪)


「回数を重ねるほどに迫力が出てきましたね」。
笹子さんの今回の感想。
前回の二人でのLIVEを終えてから
「美しい日本語JAZZ」のプロジェクトが動き始めたのですが
そこからも「歌う」ことについて、学ぶことが多く、
また、興味もすごく湧いてきて……
それがきっかけになって生まれた変化、歌に対する粘りけみたいなものを、
笹子さんは「迫力」と感じたのかもしれません。
少し前のことですが、写真家の星野聡子さんは、最近の私について
『落合さんのオリジナル曲はまさしく「ほっとする掌中私小説」もしくは「キラッと光るエッセイ」、
 ジャズナンバーは「女優・落合さとこ」というような、
 なにか化けて演じる凄さ、みたいなのをイメージしたんですよね。』
と書いてくれました。
自分でつくったり第三者がつくったり、と、歌が「うまれてくる過程」は様々ですが、
LIVEの時には、歌のジャンル…というか、歌の出生など関係なく、
目の前にある、出来上がっている「歌」を、私が一番得意な日本語で、丁寧に歌う。
それだけなんですよね。
「美しい日本語JAZZ」の話題から、そんなようなことを、
かなりへべれけな酔っぱらいになっちゃった笹子さんと、話したわけです。
結果、等身大の私に映ったり、化けているように感じたり。
それで良いのだと思います。
私がどう出ても、笹子さんは必ずギターで受け止めてくれるのですから(多分)。
笹子さんとの時間も、毎回まいかい、気づきがあります。
ありがとうございます。
セットリストは東京LIVEが終わるまでヒミツ。
新曲や日本語ジャズもありました。