10月13、14日の二日間、台風が猛威をふるっていた最中でしたが、野口英世記念ふくしま国際音楽祭に参加してきました。このイベントはクラシックの音楽祭なのですが、今年のサブテーマが「猫」ということで「猫人間」である落合さとこサンに、特別枠(!?)でお声がかかったというわけです。山口から車移動で、休憩をとりながらの片道18時間。コンサート会場である猪苗代と会津若松では、いつもとは違う世界のみなさんや、地元の方々との、出会いがありました。
猪苗代にある「学びいな」では、二日間にわたり、ホールでのクラシックコンサートの狭間にロビーにてミニコンサートを行いました。笑いあり、手拍子あり、ちょっぴり涙あり。「ほっこりタイム」として楽しんでいただけたようです。童謡唱歌や「猫人間のあたし」などのオリジナルをお届け。初めて見た猪苗代の風景から「お米と歌と」も急遽投入。大きくうなずきながら聞いてくださる地元のかたも。嬉しかったなぁ。
13日の夜は、リステル猪苗代での「紅白音合戦」に参加。紅組白組、それぞれ4名の音楽家が出演。一曲ずつ披露しました。私は、クラッシクの方々に交じって「猫人間のあたし」を、紅組全員を巻き込んで、弾き語り。yumiさん(フルート/この時は木琴)、大竹うららさん(バイオリン)、柴田晶子さん(口笛!)、ありがとうございました。クラシックのコンサート会場が、ポップなライブ会場に変貌した5分だったかと!
初めて訪れた猪苗代湖には、夢に出てきた「夢のほとり♪」と同じシーンがあって驚愕!音楽祭パンフレットの表紙はベートーベン!アーティストのページにちゃんといました、落合さとこ。そして私の猫のイラスト入りマグカップは音楽祭公式グッズのような感じで販売されていました。好評だったようなので、猫グッズ、自分でも作ろうかなぁ。ホテルの窓からの景色は、右手に磐梯山。
14日の夜は、会津若松の甘味処 しお蔵(福西本店内)にて「こねこねこ展・クロージングコンサート」。これも音楽祭の一環で、山口県萩市の雲林寺での「こねこねこ展」をそのままこちらで開催。雨模様で寒くなってきたこともあって、しっとり、じっくりと、お届けしました。私がかつて館内映像の音楽を手掛けた「ただみ川のものしり館」のかたが、偶然にもお越しになっていてお互いにびっくり。さらにさらに、私が20代の頃にやっていた「イニッシュモア」時代、熱い想いで事務所としてサポートしてくださったお二人にも会えて(今は福島在住)…………感無量でした。
15日は一日かけて福島から山口へ。車から見えた夕空には、いろいろな雲。音楽という空にもいろいろな音世界があります。クラシックの演奏家であるみなさんと、歌を創り歌うわたし。どっちが偉いとかではなく、それぞれ。みなさんともっともっとお話ししたかったな。またお逢いできますよう!そして、ふくしまのみなさんとも、またお逢いできますよう!
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猪苗代でのステージ写真:小野順平 / https://www.instagram.com/onoj5933