山口市立徳佐小学校。スタインウェイでの弾き語りコンサート。


何年ぶりでしょうか、徳佐小学校で弾き語りコンサートをしてきました。
こちらには、吹き抜けの素敵なホールがあり、
しかもスタインウェイのピアノもあるのです。
全校生徒71人と、職員さんと、地域の方々に向けての45分。
先生が、予想外に、私の音楽工房である「猫髭うたたね舎」のことを
しっかりネットで予習をして下さっていて
コンサートが始まる前に、子供たちに、わかりやすく説明をして下さいました。
(猫のヒゲのように敏感に歌の種を集めてくる、という
 素晴らしい由来があるのです!えっへん!)

童謡唱歌、山口でうまれた歌、ちょっと懐かしの歌謡曲、などを歌いましたが、
ステージが一方通行にならないように、みんなに問いかけながら、
時には、声を出してもらったり、クイズを出したりしたのですが、
徳佐小の子供たちは案外おとなしい印象。
高学年になってくると、恥ずかしい気持ちも出てきますものね。
実は、一番いい表情でこの時間を満喫していたのが、
地域のおばさま達、おばあちゃま達でした。
女性陣は、楽しむのが上手!
おじいちゃま達の姿がないのが、ちょっと残念。
山口線唱歌のCDを買ってくれたおばあちゃまは
「徳佐じゃぁ、こんな風に音楽が聴ける機会が滅多にないから、
 今日は、絶対に行こうと思って来たの。
 また、絶対に来て下さいね」と、
とろけそうな笑顔で帰っていかれました。
先生や職員の方々も、率先してCDを販売したりご自身も買ってくれてたり、
可愛いポップを書いてくださったり……
このコンサートをとても楽しみにしていたことが、伝わってきました。
そして、同じく「また絶対に来て下さいね!!」との言葉に、
期待を裏切らない時間だったことも実感しました。
子供たちは、控えめな反応だったけど、
一体、どうだったんだろう……?と思っていると、ある先生が
「さっき子供たちから『好きな歌がいっぱいあったので、CDが欲しいんですけど、
 今はお金を持っていないので、どこで買えますか?』とのことなんです」と。
わ〜〜〜、ちゃんと楽しんでくれていたのだね!?

たくさんのあたたかい気持ちと
徳佐の名産である林檎も頂いて、
ニコニコで猫髭うたたね舎に帰りました。
……そして、しばらくしてから気付いたのです。
「あれ?今日って、1月15日、、、、、15日!!!!??」
なぜか、この日が、17日であることを信じで疑わず、
CDや色紙の数々のサインに、1/17と書いてしまったのです。
トホホ。未来の日付を受け取った皆様、ごめんなさい。
やっぱりまた行かねば!