良原リエさんと四半世紀ぶりにLive。「青春そのもの」と言ってくれる人も。

11/24。高校時代の同級生であり、10代、20代を、同じグループで、時にはメジャーシーンでも一緒に駆け抜けた良原リエさんと、四半世紀ぶりに一緒に音を奏でました。これまた同級生が経営しているお店「シュウマイキング」から「ふたりでライブをやってほしい」と声がかかったのです。

当時のナンバーをたくさんお届けしたのですが、良原さんが紡ぎ出すメロディの美しさ、そしてそのサウンドへのこだわりを改めて感じました。同時に自分が書いた歌詞の若さに苦笑いしてしまう部分も。あの頃は、空想妄想の恋愛モノが多かったなぁ。

それにしても、良原さんの作るメロディは、歌うのが本当に難しい!当時は声帯も若いので、力任せに歌ってもイイ感じに歌えたのですが、今はそうは問屋が卸しません。山口でひとり、じっくり準備に時間をかけました。

歌の世界観や情緒を大切に届けたいと思いつつ、でも歌詞の内容が…若すぎる!ある歌では(MCでも話しましたが)「松田聖子ちゃんがデビュー当時の歌を歌っている気分」になることも。

でも、こうした10代、20代があったのちに、シンガーソングライター、自己表現、人間表現の道を本格的に歩み始めたんだなぁと、しみじみ感じました。

もちろん、嬉しさも噛み締めていました。だって、良原さんとわたし、二人が揃うライブを、こんなにたくさんの人たちが待ち望んでくれていたのだから。わたしたちの当時の音楽が「青春そのもの」と言ってくれる人たちもたくさんいるのです。

満員御礼、ぎゅうぎゅうの会場で、懐かしさと共に大いに盛り上がった2時間。「心によく効く薬」では、三拍子のリズムに合わせて、みんなが優しく左右に揺れていて、会場全体が「平和な愛」で満ちていました。幸せだったなぁ。

良原リエさん、シュウマイキングさん、集まってくださったすべての皆さん(懐かしい顔もたくさん!)、関わってくださったすべての皆さん、ありがとうございました!