映画「理髪店の娘」


昨夜からいよいよ始まったマレーシア映画祭「シネ・マレーシア」。
「理髪店の娘(My duaghter)」を見てきました。
やっぱり映画は大きな画面で見るのがいいですね。
マレーシアの町の、湿気を帯びた空気が、より伝わってきました。
今までは英語の字幕だったのですが、
今回は日本語字幕もしっかりついて、嬉しい限り。
確執のある母と娘の、数少ない微妙な会話の内容も
「なるほど、そうだったんだ」。
そして、それらの会話と同じトーンで最後に流れる「のうみそ」。
上映後に関係者の方がこんなことを話してくれました。
「エンディングのさとこさんの歌、すぅっとあの空気に溶けむんですよね。
 でも、よく聞くと、あれ?日本語の歌なんだ、と。
 この組み合わせを選んだシャーロット・リム監督、素晴らしい」
そうなんですよね。シャーロットさん、ありがとう!
29日にも上映がありますので、是非みなさんも独特の空気感を味わって下さい。
これで、私のしばらくの横浜滞在期間は終わり、明日山口に戻ります。
実家の庭の風景ともしばしお別れ。