空の下の朗読会


今年も晴れた「中原中也生誕祭・空の下の朗読会」。
タイトル通り空の下で行われるので、お天気は大歓迎です。
きらめく日差しの中、司会をしてきました。
1部は一般参加の朗読。
福島から来て下さった9名の皆さんは、被災者としての胸の内を、
自作の詩で朗読して下さいました。
それに負けじと、山口県を中心に他の地域の人々も朗読。
個人的に一番印象に残ったのは、
幼稚園の女の子ちゃんの朗読でした。
りきまない、素直な声は、心に響くのです。
2部のコンサートは、今年はカルメンマキさん。
赤いベルベット調の衣装に身をまとい
「まぶしい…」とつぶやきながらも熱唱。
ここが空の下であることを忘れてしまいました…。
1部の幼稚園生ちゃんも、数十年後には、
こうして熟成した声を聞かせてくれるのかしら…。
来年も、どうか、晴れますように!