DADAライブ・源の助さんと。そして道の駅。


昨日は久しぶりに、山口にて、自分のオリジナル作品をじっくり歌う夜だった。
ツーマンでご一緒した源の助さんは、先日おじいちゃんになったという、人生の大先輩。
「落合さんは僕のことを、いつもにこにこしてて、明るい歌を歌ってる人と言ってくれるけど、
 ここにくるまでに、そりゃ〜〜〜いろいろあったのよ、それを経て、いま、こうしているわけよ」
と、やはりにこにこして言っていた。
源の助さんの笑顔には、いやみがない。
歌もギターも力がぬけてて、無理も無駄もない。
私などは、まだまだ青い。青臭い。
紆余曲折あった先の、すべてを受け入れて笑っていられる境地まで、ほど遠く
今、この歳を生きている必死さや悩みや余裕のなさを、等身大に出す事しかできない。
ああ、こんなんでいいのだろうか、と思いながら、眠る。


さっき、道の駅あさひに立ち寄ったら
「落合さんですよね」と女性の店員さんが声をかけてくれた。
多分、去年の佐々並公民館でのコンサートに来てくれたのだろう。
「CD、夜、一人で聞いてます。
 歌詞がいいんですよね。
 自分の娘と姿を重ねたりして聞いてるんです。。。
 お友達みんなにもダビングしちゃいました。うふふふ。」
私よりも少し歳上らしき彼女のこの言葉で、憂鬱だった気持ちが、少し優しくなれた。
私の今の歌に、共感してくれる人がいる。
雰囲気ではなく、言葉をちゃんと聞いてくれる。
山の中の小さな地域、佐々並にもそうゆう人たちがいる。
…迷ったり、悩んだり、まだまだそれでいいじゃない。


【昨夜のセットリスト】
 てるてる坊主/今日は金魚なの/馬鹿な女/筆箱/キリギリス
/父の鼻歌/大人のせんたく/お米と歌と/幸せの汽笛
  源の助さんと:魔法のふりかけ/どぶ猫ブルース