2022年9月19日。コンサートシリーズ4本目は秋田です。浜辺の歌の作曲者、成田為三センセのゆかりの地にある「浜辺の歌音楽館」にて。
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二日前の群馬とは比べ物にならない、アウェイ感満載。はてさて一体全体、どれだけのかたが集まってくれるのか。。。。と、蓋をあけてみたら、ほどよい感じにお集まり頂いているではありませんか!しかも、60代オーバーのかたがずらり。童謡唱歌のニーズにぴったんこです!
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為三センセ(の人形)がステージ後ろから見守る中、「浜辺の歌」「かなりや」を織り交ぜが前半が和やかに終了。
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後半はゲストの登場です。秋田民謡梅若会による秋田民謡が始まると会場の皆さんは手拍子で大盛り上がり!いや〜、やっぱり地元の音楽っていいなぁ〜!と、私も客席でしみじみ。そんな梅若会と、なんと一緒に「もみじ」を披露しました。前日のリハーサルで想定外に良い感じに仕上がったのです!
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それにしても、民謡歌手のハリのある歌声、引き締まった三味線の音、の、あとに、我ら、ササゴとサトコ、二人の演奏に戻ると「なんだか、ふにゃふにゃで、怠けてる感じがする〜」と、つい本音が。会場からは笑い声。「我らの音楽、非常に手拍子のしにくい歌ばかりですが」というと会場は大爆笑。
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笑いながらも、みなさん、しかとササゴとサトコを満喫してくれたようで、最後にはマスク越しに「アンコール!!」という声が飛びました。そして、童謡唱歌CDだけではなく、オリジナルのCD「猫の真珠」もよく売れました!
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秋田の皆さんは、秋田民謡が身近にあるように、音楽そのものが当たり前に皆さんの中にあって、それを楽しむ術も知っているように感じました。音楽に対する反応が、土地によって様々で、なかなか興味深いです。
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最後に。コンサート前日から三日間に渡り、大人3人(ササゴとサトコ、と、くぼ)をもてなしてくれた、梅若会の浅野修一郎さま(しゅうちゃん!)、他、関わってくださ皆々様、ありがとうございました!また秋田に行きます!遠いけど!