12/23、佐々並音楽堂・シークレットLIVE

この日、山奥深い佐々並音楽堂(山口県萩市)で、シークレットライブが行われました。企画したのは、佐々並音楽堂の主、作家の久保研二氏。「誰が出るのかは秘密ですが、とにかく素晴らしい内容のコンサートをやりますので、是非お越しを」と、彼自ら個別に誘いをかけ、集まった約30名のお客様。「つまらなかったらチャージを全額返金します」と、強気というか太っ腹。
集まった出演者は、作曲家・コントラバス奏者の沢田穣治さん(東京)、落合さとこ、ソプラノ歌手の横山典子さん(山口県山陽小野田市)、そして、シンガーソングライターの島崎智子さん(東京)。
この日、私はピアノを一切弾かず、沢田さんに全曲ギターを弾いてもらいました。実はこのコンビは約16年ぶり。会っていなかった期間を考えると、こうゆう日が来るとは夢にも思っていませんでした。また、2部の島崎智子さんの歌は、いつも以上に心が震えました。涙がたくさんたくさん出ました。同時に、自分の創作者としての立ち位置を、いまいちど確認することにもなりました。
マヤ暦から次に切り替わっての初日に、こうゆう時間を過ごせたことを、無意味に終わらせてはバチがあたります。あり得ないきっかけを作ってくれた、久保さんという神様に、おおいに感謝。
ちなみに、返金は一切なく、みなさん、瞳をキラキラさせて帰ってゆきました。外は小雪がちらつき本当に寒い夜でしたが、佐々並音楽堂の中は、なんとまあ、ほっかほかな時間だったことか。
山の奥での、秘密のライブ。夢のような、ほんとの話し。
(写真はfacebookのお友達から拝借しました)