「マーシュ・マスミ 宵ノコトノハ」@スタパ

この日は、スターパインズカフェでの、マーシュマロウ・ワンマンライブ。
4年ぶりの会場だというのに、スタッフの皆さんはとても暖かく迎えてくれて、
また、当たり前といえば当たり前なのですが
心のこもった音響や照明などをしていただき、実はこっそり嬉しかったのでした。
時の流れと共に、マーシュマロウも歳を重ねているわけで、
リハでも本番でも「病気自慢」が繰り広げられる昨今。
この日、腕の痛みでギターを弾くのが難しくなっていた丸尾さんは、得意なピアノで代用。
「不慣れな楽器を頑張ってやる」のがそもそものマーシュのポリシーなのですが
なんとまぁ、音がよくまとまりまして……。
「ドロケイごっこ」「アイトホウキ」のサウンド、個人的に好きだったりします。
ライブ後半では、初夏のライブで対バンさせて頂いた原マスミさんを、
ゲストにお迎えしてのスペシャルプログラム。
(だから今回のライブタイトルが、マーシュ・マスミ、なのです)
マスミさんによる「いちょうの実」(宮沢賢治)の朗読にあわせて
マーシュが音楽や歌をつけていきます。
マスミさんの独特な声、豊かな表現力。ステキでした。
ついつい話を聞きたくなってしまうのを抑え、音楽おんがく!
即興ではなく事前にちゃんと用意したものなので、一回こっきりじゃ勿体ないなぁ。
その後に、マスミさんの「それぞれボレロ」をマーシュの演奏で。
私は、スネアをボレロのリズムで叩き続けるのに必死で、コーラスする余裕一切なし!
でも、自由に踊りながら歌うマスミさんの後姿を満喫できるという特権がありました。
今回のようなゲスト・スタイルもいいものです。
そして、これからのマーシュがどう変化してゆくのかも、どうぞもお楽しみに。
【セットリスト】
前半:バーレスク/風の子/風が吹いてる/ドロケイごっこ/早口言葉/うさぎ/恋は自転車に乗って
後半:祈りの回路/いちょうの実/それぞれボレロ/アイトホウキ/DANN/嫌な女
En:ブレーメン原マスミさんと)