レコ発第一弾@コモンカフェ。ご報告。

5月14日。
2月のレコーディング以来、久しぶりに笹子さんに会いました。
メールでのたくさんのやりとりはしていたけれども、
顔を見るのは久しぶり。
リハーサルだったのだけど、笹子さんのギターを聞くと、
……いや、笹子さんのギターで歌うと
「幸せ感」がみなぎってきます。
あぁ、レコーディングの時も、本当に幸せだったなぁと思い出すのです。

「アレ(新譜)、何度も聞いてますよ。つい何度も聞いちゃう。
 いやぁいいですねぇ」と、笹子さん。
ミュージシャンって、
レコーディング中など完成するまでは死ぬほど聞くのだけれども、
完成すると案外、聞かないものなのです。
にも関わらず、この一言。

「正直、アレを悪くいう人がいたら、、、ちょっと信じられないですねぇ。
 どの切り口で悪く言えるのか。
 もちろん、こうゆうサウンドが好きとか嫌いとか、
 好みの問題はあると思いますけど」
と、これまた真顔で静かに熱く語るではありませんか
(ご本人、覚えてないかもだけど!)。

私は…………涙が出るほど嬉しかった。

で、「中身の『良さ』」と「お客様の『数』」は比例するとは限らないのがミソですが
翌日のレコ発第一弾@コモンカフェ(大阪)、無事に終えることができました。

みなさん、とてもイイ顔で聞いてくれていたのが
よ〜〜く見えました。
お客様と私の、うるうるしちゃう感じ、が、
同調してふくらんだ瞬間が、何度もあったように思います。

また、デュオでのレコーディングを経験したことで、
笹子さんと私、ふたりのからまり具合、とろけ具合が、次のステップへ進んだように思います。
ふたりともそれを実感できました。
おかげで、なんかすっごいへんてこなことにもなっちゃった箇所もあったんだけど!
「一勝一敗って感じでしたねぇ」
(お互いが、一箇所ずつ、へんてこなことをしてしまったのです)!

そうゆうこともすべて、二人の音として表現できるようになってきたから、
レコーディングはしなかった久しぶりのナンバーでも、
臨場感あふれる良い演奏になったのかな。

二人の所感は「いいものがいっぱいみえた1日」。
「猫の真珠」も沢山、巣立って行きました。
レコ発シリーズは、7月末に東京&横浜、9月中旬に山口4カ所(只今調整中!)と、続きます。
各地の皆様、どうぞお楽しみに!

PS:このコモンカフェ会場では「茶音女」さんが、
真珠にみたてたスコーンや、美味しい紅茶などを提供してくださいました。
ありがとうございました!
私ったら、会場のみなさんにご紹介するのを忘れる、という、悪い子ちゃんでした。。。


◆5/15「猫の真珠」完成記念ライブ@コモンカフェ(大阪)
落合さとこ(vo)、笹子重治(g)