心をひらく お手伝い

先週末、ボイトレのホームレッスンに、お馴染みの、ふたりの生徒さんが来られました。

ひとりめの方は、オリジナルの歌を作りたい!とのことで、まずは、思いつくままに楽しいことをどんどん書き出していたのですが、最後は、その歌の世界とは関係ない、日々の本音、辛い気持ちを喋ってくれました。それで、少しスッキリしたようです。

ふたりめの方は、レッスンをする前の些細な会話から、心の扉がパカっと開いたようで「もう涙が出ちゃうんですけど」と30年、抱えていたという正直な気持ちを吐き出してくれました。ここのところ、体調も悪く、声もあまり出なかったそうです。

アウトプットして、また外からの風も入れて(=わたしの意見)、そして、ご自身の声を軽く出したりすることで、最後は笑顔で帰られてゆきました。

私はわかりやすく言えば「ボイトレの先生」なのですが、「『あなたを生きる』為の、心をひらくお手伝いをする人」、そんな役どころでありたいと思っています。

そもそも「歌を上手く歌う技術」にはあまり興味がなく(なんて先生なのでしょう!)、その人が、その人らしく在ることができれば、結果、毎日も、歌も、活き活きするに違いない、と思っているのです。


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