山口でうまれた歌、マルカートさんの巻

ひな祭りの日と翌日の、2日間、猫髭うたたね舍にて、山口でうまれた歌の録音を行いました。今回、お願いした2曲を歌って下さったのは、シンガーソングライター、アコーディオン奏者のマルカートさん(=タテヤマユキさん:from札幌)。私が非常に尊敬しているアーティストです。
1日目は、秋頃に放送予定の「黄昏の並木道」(作詞、作曲:久保研二)を歌ってもらったのですが、イメージ通りの歌声、ニュアンスで、しみじみと味わえる歌に仕上がりました。前奏などのアコーディオンの音色も、歌の世界を優しくを包んでくれました。
2日目は、「山口でうまれた歌」の2枚目のCDに収録予定の「卒業」(作詞:久保研二、作曲:落合さとこ)。これは、かつて、ユキさんと私が組んでいたユニットの時の様な、ツインボーカルのアレンジにしました。ユキさんが主メロになって、私がコーラスになったり、また逆になったり、ユニゾンしたり……二人で昔を思い出したりしながらの録音でした。
勿論レコーディングも大事な用事ではあったのですが、交友が始まって約13年にもなるのに、ここ数年はじっくり会えていなかったので、録音の後の、山口観光&女のお喋りが、とても待ち遠しかったのです。たんと話に花が咲いた上に、二人とも呼吸困難になるほどよく笑いました。写真は、萩散策を終え、猫髭うたたね舍での晩餐の様子。サザエのつぼ焼き、イカの煮物、大根の煮物、極上讃岐うどん、田舎みそのみそ汁などなど。
あまりに楽しい数日だった故、はなまるばなし掲載をすっかり忘れてしまっていたのでした。