歌一夜@リカーショップwakayama。第二のホームタウン。


山口県山陽小野田市にある、コミュニティカフェ&リカーショップ「wakayama」さんと
ご縁ができてから1年半。
こうして書いてみて、まだそれだけ?と思ってしまいましたが、
時には出演者で、時にお客で、時にはランチを食べに、時にはライブ物販の手伝いに……と、
すっかりおなじみの場所でありながら、
今回が、初のセルフプロデュース・ワンマンライブ。
純粋に自分のやりたい歌・内容をセレクト。
地道にコツコツ準備してきた私の歌たち。
派手ではないけれど大事な世界。
ありがたくも満員御礼で幕を閉じました。
終わった…というホッとした気持ちで、数日は伸びたパンツのゴム状態だったのですが、
その間に、嬉しい感想をあちこちで見かけました。
照れくさいですが、ひとつだけご紹介します。
「相変わらずの、よく使ってよく洗った柔らかい木綿のような声と
 相変わらずの、女っぷりとかわいらしさ全開でした。
 それに加えて、少し、土に足をふんばるたくましさとか根っことか
 そんなエネルギーが加わった印象が。
 正直な、生きる呼吸、生活の歓びそのものの歌、の数々でした」。
こうゆうふうに感じてくれる方がいると思うと、ああ、やってきて良かったと思うのです。

いつものお客様、最近知り合った方……来て下さったみなさん、もれなく嬉しかったのですが、
特に、4月の野外イベント「wakayama音楽祭」がきっかけになった方が
何人もいらっしゃいました。
そもそも、その方々、私が出演しているyab「どきどきマルシェ」で私の存在を知り、
たまたま行ったwakayama音楽祭に私が出ていて、
「こんなに素敵な歌を歌うのね!もっと聞きたいわ!」というわけで来てくれたとのこと。
ライブ後に言われました
「どうしてテレビ(yab)で今まで歌声を流してくれなかったのかしら…?勿体ない!」
ありがとうございます。
そうなんです、この日、yabどきどきマルシェの撮影も入り、
普通のカメラ以外に、手元だけを撮影する小型カメラや、クレーンまで登場…
合計5台のカメラに囲まれてのライブだったのです。
伊藤アナ、山崎アナの美人アナ二人も揃い、お客様もびっくり仰天でした。

wakayamaさんのご紹介も含め、ライブの様子は、
6/28の「どきどきマルシェ」で一部放送されますので、是非ご覧下さい。
山口県に拠点を移し6年。
wakayamaさんとのコミュニティ、yabさんとのコミュニティ、山口のコミュニティ……
いろんな輪が広がっているのを感じます。
そして、wakayamaさんに集う人たちは、とにかくみんな気持ちがイイ。
山口県が、wakayamaさんが、第二のホームタウンになりつつあります。
来て下さったみなさん、yabのスタッフのみなさん、音響の平さん、wakayamaの穐本さんご夫婦…
みんなみんな、ありがとうございました。
次のワンマンまで、また熟成させておきますね。
最後にセットリストを。
今回、イメージとしてどうしても一曲目に歌いたかったのが、
ほとんど登場したことがない「ビロードの幕開け」。
自分で見える風景が、今回のwakayamaさんとのイメージにぴったりだったのです。
そして、これまたほぼお蔵入りになっていた「愛のおなら」。
最近、周辺でおならの話題がやたらと多いので。
そして、山口初・悲しい別れとなった宮田サンのことをかいた「コーヒー友達」。
他、常連曲などもたっぷりと。
星新一著「アリとキリギリス」の朗読の後の「キリギリス」も、ヨカッタ……!と
あたたかいお言葉、沢山いただきました。

【セットリスト】
前半:ビロードの幕開け/鼓動/シャッターの閉まった商店街で
   /さっちゃん/ニュータウン桜通り/大人のせんたく/幸せの汽笛/コーヒー友達
後半:チュ・チュ・チュルリヤ/愛のおなら/父の鼻歌
   /朗読「アリとキリギリス」/キリギリス/この国よ*/お米と歌と/どぶ猫ブルース
En:にんじん*  *=山口でうまれた歌
写真は、facebookのお友達のみなさんから拝借致しました。