今回の笹子重治さんとのデュオは、正しい首都圏(!?)、久しぶりの下北沢。
都会の人はやはりクールな感じなので、
皆さんの(一見)薄い反応に、ちょっぴり戸惑いました、が。
「美しい声とギターでココロに訴えかけて来るのですよ。
ホントに良いLIVEなのです。
聞いている私は、こんなに自分の事をさらけ出していいものかと、
その危ういバランスが、怖いし、
とても魅力的に感じるのです。
で、ああ、ダメなあたしも、
また自分なりに生きていこうと思うわけです。」
なんてコメントをSNSでみつけると、
あぁ、ちゃんと届いているのだなぁと、じんわり。
初めて私と笹子さんとのデュオを聞いた人から、
私の声と笹子さんのギターの相性が無茶苦茶いい、との話に、
そうでしょそうでしょ〜!?と、声を大にして言いたくなるわけで。
ちなみに、笹子さんの柔らかなギターの音色に合った歌を書きたいと
以前から思っていたのですが、
ようやくうまれました、「夢のほとり」。
実在の友人が夢に出てきた時の光景なのですが、
偶然にも、その空気感=笹子さんのギターだったのです。
回数を重ね熟成してゆくのが、二人ともとても楽しみな一曲。
また「美しい日本語JAZZ」から「ペーパームーン」「Misty」が
新レパートリーに。
ジャズができない二人だからこそ、
ジャズというジャンルを全く気にせず
「目の前にある歌を表現すること」に集中できる。
結果オーライ。
新しい歌の世界に、少しずつ近づけていたらいいな。
このライブの後、私は高速バスに乗り、
笹子さんより一足先に草津温泉入りしました。
【セットリスト】
前半:ペーパームーン/ストリップルン/モンブラン/キリギリス/月光
/お米と歌と/初めての街〜かっぱ黄桜/小石を拾って
後半:馬鹿な女/夜の物語/夢のほとり*/Misty/もんもんタイフーン/近くへ遠くへ
/どぶ猫ブルース/ランプのつぶやき
Ec:其の後の猿と蟹(さくら貝シリーズ、紙芝居付き)/また逢いましょう
*=新曲