秋の弾き語りプチツアー・ライブレポ#1〜大阪

《まえがき》
9月に、弾き語りで札幌3DAYS、笹子さんとのデュオで山口3DAYSで
すっかり味をしめた落合サン、
10月は、あちこちの土地に出向く「秋の弾き語りプチツアー」を敢行(観光?)しました。
事前にセットリストを決めておきつつ、
あとは現地対応で。
2日目以外は、持ち時間もほぼ同じだったので、基本的には同じセットリストで準備。
秋らしい歌たちを主軸に、今回はほぼ生ピアノの会場だったので
ピアノの響きを活かした「小舟」をどうしても歌いたくて用意。
そして、今回のツアー用に書き下ろしたエッセイ「スワンボート」の朗読も盛り込みました。
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10/25(木)大阪・雲州堂。u-full(ウフル)さんとのツーマン。
u-fullさんの音楽を聴いていたら、
20代の頃のアイリッシュにはまっていた時間を思い出しました。
あぁ、ああゆう音楽に憧れていたなぁと。
そして、その頃と今は随分と違うスタイルになったけれども(体型のことじゃないですよ)、
等身大で、いっか!と素直に思います。
落合さとこ初体験の多くのお客様が
きちんと聞いてくれているのが、よ〜くわかりましたし、
エッセイの朗読は、案外ウケがよくて
「これはいける!」とふんだライブ初日でありました。
「造花」で、どハマりしてくれた男性がいたのも、嬉しかった。

u-fullさんとのセッションは、
スプーンパーカッション(20代の頃アイルランドでおっちゃんに教えてもらった)を駆使した
「スプーンの森」を、
文字通り、この日限りのスペシャルバージョンでお届けしました。
個人的には「サイコー!」。
u-fullさんのナンバーからは「八十八夜の兎の歌留多」を。
マーシュマロウで鍛えたコーラスワークと小物楽器が、役立ちました。

ワンダフルライフinヤマグチ 〜人もペットも笑顔で暮らそう〜


10/13@山口菜香亭。
ワンダフルライフinヤマグチ 〜人もペットも笑顔で暮らそう〜 」にて
弾き語りをしてきました。
ちょっとオシャレなマルシェ的イベントでありながら、
家族であるワンちゃんも同伴OKという、
山口市では珍しい催し物だったようです。

私は、ワンチャン達も走れるような広い芝生の上で、ミニコンサートを3本。
私が子供の頃に犬や猫を飼っていた時のこと
(そして決して良い飼い主ではなかったこと)などを
お話しながらコンサートを進めた…………かったのですが、
秋の日差しはなかなか手強く、
芝生の向こう側のテントの下で遠巻きに歌を楽しむ
飼い主さんとワンチャンが多かったため、
トークは最小限にして、菜香亭の敷地全体に歌を響かせよう!と、
頭を切り替えてステージを進めました。
今回のイベントは初の試みとのことでしたが、
私、お役に立てたのかしらん………
お声をかけて下さったかたから、
またあとでゆっくり感想をお聞ききしたいと思っています。

ちなみに、猫をテーマにしたオリジナルを毎回盛り込みました。
1回目はNHKみんなのうたより「猫人間のあたし」、
2回目はまさに猫のことを描いた懐かしの作品「真昼の月をトゥリティーラ」、
3回目は山口でドブに落ちてうまれた「どぶ猫ブルース」でした。

宝塚市立宝塚中学校 芸術鑑賞会


10/10。
宝塚市宝塚中学校の芸術鑑賞会でピアノの弾き語りをしてきました。
プロジェクト「山口でうまれた歌」で一緒に活動をしている久保研二センセ(尼崎出身)の、
大人の社会についてのぶっちゃけなお話を交えつつ、
彼のプロデュースによるミニコンサート。
久保センセ曰く
「自分が子供の時に、子供扱いされたのが嫌だったので、今日は、一切手抜きをしない」。
いろいろなジャンルの「歌」を聞いてもらいたいということもあり、
童謡唱歌中原中也関連の歌、山口でうまれた歌シリーズ、美しい日本語ジャズ……
そして、シンガーソングライターの歌ということで
私のオリジナルをお届けしたわけですが、
久保センセが選んだのは「キリギリス」と「造花」という重めの歌。
特に「キリギリス」は、中学生に対してはかなりシブい………。
歌う前に
「私は、皆さんのお母さんと同じ歳くらい、いや、もっと上かな。
 その私の正直な気持ちを書いたのですが、とっても暗い歌です。
 皆さんが、これを聞いてどんな風に感じるのか、興味があります」
と話してから歌いましたが、
案外、ちゃぁんと聞いてくれていたように感じました。
子供でも大人でもない、なんとも表現しがたい「中学生」。
久保センセの話にもありましたし、私の歌にもそれが出ていたと思いますが、
まずは好きなことを見つけて欲しい、
そしてそれを追及していって欲しい、と、切に思います。
それがお金に繋がるか繋がらないかはわかりませんけど!
そうなんです、追及し続けることはそれなりの「覚悟」が要るのです。
なんて話をしながら、そうそう!そうなんだよね!と、
自分の立ち位置を、改めて確認する日にもなりました。

終演後に心からの笑顔で挨拶をしてくれた女の子たち、
また、将来の悩みを聞かせてくれた男の子………
他にもたくさんたくさんありがとうございました。
この日のご縁を繋いでくれたのは、
元アメフトの選手・現審判・解説者の濱田篤則さん。
濱田さんは、実は中学校の先生もされているんです。
なかなか面白い人でして、前日の打ち合わせからなぜか給食の話ばっかり!
確かにとても美味しかったです。

ちなみに、本番前の給食タイムでは、私は赤い衣装を着ているのですが、
その直後に会場の後ろが赤い幕であることに気づき、慌てて私服に着替え直しました。
そのままだと、まるで保護色……あぶなかった。

山口でうまれた歌「陽だまりの町」は、こちらから。


山口でうまれた歌「陽だまりの町」は、山口市秋穂の風景が満載。
実はこの歌は、ある人をイメージして創ったものなのです。
ツクリモノではないからこそ、
そのことを知らなくても、聞いた人の心にもじんわり染みるようです。
写真は、秋穂にお住まいの、牧 徹さん撮影のもの。
ありがとうございます!
「山口でうまれた歌」では、みなさんの住んでいる地域を、
こんな風にご紹介できたら……と思っているのです。

山口でうまれた歌・10月。お馴染み「山口線唱歌」。


SLやまぐち号の運転が再開となった山口線
山口CATV「山口でうまれた歌」、今年はこの時期、10月に「山口線唱歌」を選びました。
この動画に出てくるお気に入りの客車は、
今は新入りさんにバトンタッチして、静かな眠りについています。
しばらくSLに乗れていないので、そろそろ乗りたいな。。。

今月のKRYラジオ。笹子さんのギターで「里の秋」。


みなさんの地域は、台風は大丈夫だったでしょうか。今日の山口は穏やかです。
KRYラジオ電話生出演は、
先月9月、笹子重治さんと山口ツアーのライブ音源から、
童謡唱歌「里の秋」をしみじみとお届けしました。
ここのところ、新譜「猫の真珠」から私のオリジナル作品を聞いて頂いていますが、
ライブではオリジナル以外にも、こうして、童謡唱歌や歌謡曲などもお届けします。
イベントのニーズによって選曲をじっくり練っていますので、
是非、山口県内、あちこち、呼んでくださいね!なんて話を。
実は、今回のライブツアーには竹重アナも来てくださったんです。
嬉しかったなぁ。
そして、いろいろと感想をお聞きしました
(今日の放送では時間切れになってしまったけれども!)。
そしてそして、今、気づきました!
先月、9月のKRY出演の記事をアップするのをうっかりすっかり忘れていました!
先月の登場は9/3。
札幌ツアー中で、宿泊先のホテルのコインラインドリーからの電話出演となりました。
おかけしたのは「近くへ遠くへ」。
とにかく濃い一ヶ月でした。