SLギャラリー2018 津和野会場でのミニコンサート


山口会場の会期を終え、昨日から津和野会場での展示が始まった、SLギャラリー2018。
本日9/22は、津和野会場での落合さとこミニコンサート。
SL運行再開が決まったのは嬉しいけれども、動き出すのは来週から。
なので、今日もSLに乗って津和野にやってくるお客様はいないという
厳しい状況ではありましたが、
運行があってもなくても集まる、SL好きのみなさま達と一緒に過ごすことができました。
ちょっと趣を変えて、SL対策協議会の吉永さんとのトークを交えながらの30分。
ここ数年、SLギャラリーの映像のナレーションを担当させてもらっているので、
その話や、昨年引退したC56の話などをしました。
C56って、本当に可愛らしい機関車だったんですよね。
小さいながら馬力があって、頑張り屋さんって感じで。
また、汽笛音や走行音も、素晴らしいサウンドだったんだなぁと。
今更ながら、しみじみ思うのです。
山口線唱歌」や「幸せの汽笛」が入ったCDも売れました。
津和野の皆様のおうちでも、私の歌声が軽やかに流れているといいな。
ありがとうございました!
 

猫の真珠 山口ツアー#4 wakayamaでファイナル!


笹子さんとの 猫の真珠 山口ツアー 4本目は、9/17。
ツアーファイナル。
会場は、ここ数年、毎年ライブ初めをさせてもらっている山陽小野田のwakayamaさん。
CD「猫の真珠」のジャケット写真撮影地でもあります。
そう、今年のライブ初めの風景を、写真家・星野聡子さんに撮影してもらったのですが、
気取っていない、私達らしさが出ているリハーサル風景のヒトコマをジャケットに選びました。
その、星野聡子さん。
私は、彼女の写真だけでなく彼女の文章も好きなのですが、
この9/17のライブの感想をSNSに書いていてくれていたので、一部を抜粋。
「シンプルに純度を高めた落合さんの新譜お披露目ツアー(中略)。
 水を得た魚のような、安心してのびのびと歌の世界を表していく落合さんのヴォーカル。
 表情もいつもにまして、どんどん豊かに変化していきます。
 そうだな〜鮎が、清流のせせらぎや渦や急流などで(これは笹子さんのギターね)
 遊びながらキラキラはねる、ような。」
そうなんです。笹子さんのギターで自分の歌を表現できることは、至福の喜び。
嬉しさでいっぱいになってしまうのです。
自由自在で、どこまでも大きくなれるし、小さくもなれる、まあるくも、とがったようにもなれる。
同じようなことを別の方も書いて下さいました。
星野さんと同じく、写真家の現海香里さん。
「時にじんわり、時にダイナミックに落合さんが歌い上げれば、
 その歌と呼応するように、寄り添い、導いてゆく笹子さんのすんばらしいギターたるや!
 合間合間のコントのようなおなじみのMCも面白くて、
 あっという間の2時間でした♪」
え?ちょっと待って、私たちのMCってコントだったの!?
そ〜れは知りませんでした。
本人達は真面目にやっているんですけど。
でも、どこか間の抜けた感じも含め、
それが、偽りのない姿なのでしょう。


ツアーファイナルということもあって、この三日間の集大成のような選曲になりました。
「猫の真珠」全曲はもちろんのこと、
イベント以外では珍しいセレクトの童謡唱歌も。
日本酒メドレーもしっかり歌ってwakayamaさんに恩返し(元々は酒屋さんなんです)。
終演後のツーショット、笹子さんがいい笑顔になれたのは、酒瓶を持たせたからです。
ほほ〜う、次のwakayamaさんのイベントにつながるニオイがします。
山口ツアーにお越しくださったみなさま、関わって下さったみなさま、
三日間ありがとうございました!
笹子さん、忘れ物しない程度に、お酒は、ほどほどに(無理だろうなぁ)。

セットリスト
【前半】ちいさい秋みつけた/里の秋/CMソング日本酒メドレー/幸せの汽笛/どぶ猫ブルース
   /夢のほとり/ランプのつぶやき/かぼちゃのスープ/月光 
【後半】 Fly me to the moon /Misty/キリギリス/小石を拾って
   /皮膚/造花/モンブラン/近くへ遠くへ
【アンコール】山口線唱歌/また逢いましょう
※ライブ中の写真は、牧 徹 さん撮影。
酒瓶ツーショットは、星野聡子さん撮影です。

猫の真珠 山口ツアー#3 山口ゆめ花博・森のステージ


笹子さんとの 猫の真珠 山口ツアー3本目は、9/16。
開幕して3日目だった、山口ゆめ花博・森のステージで歌ってきました。
山口に来て10年、それなりに音楽の活動をしっかりとしているつもりですが、
残念ながら外部からの出演オファーがなかったので………
自ら、プロ部門で応募して、見事出場権をゲットしました〜(笑)。
もちろん、応募用紙には「東京から名ギタリストを呼びます」と書いて提出したわけで。
会場に到着後、そこに集まっているお客様の雰囲気を見て、
予定していたセットリストを大幅に変更。
前日のレパートリーがかなり活かされました。
大きなステージ、しかも野外。
そこに響くのは、シンプルなギターと歌だけ。
それもいいじゃないですか。
歌っているうちに、夕焼けになって、
そして、歌い終わる頃には、空にはお星様。
日中は秋晴れで案外暑かったのですが、心地の良い夜の訪れとなり、
多くのお客様が気持ちよさそうに聞いてくれました。
笹子さんのギターで「月光」を、夜空に向かって歌っていると
「遠い昔と近い昔が 今宵むすばれ 夜空を照らす♪」という歌詞が、宇宙的に感じられ、
時空を超えたような不思議な感覚に陥りました。
ひろいひろい宇宙の中で、わたしのたましいは、こうして生きているんだなぁ……みたいな。


連日の、オープンスペースだったのですが、
数日経ってから「あの時に、聞きに行っていたんです〜」という
友人知人の声をききます。
え?あなたも聞いてくれてたの?と。
あとからあとから聞くのです。
山口の皆さんの特性その2「出しゃばらない」。
いやいや、この場合は、是非その場で声をかけて欲しいものです。
終演後、私と笹子さんと関係者の冷静な意見としては、
野外&リハなしの環境で、笹子さんのギターのような、デリケートな音色を、
納得いく音でスピーカーから出してもらうのは、なかなか難しい、ということ。
最後の「近くへ遠くへ」は、いつもと同じように燃え尽きた2人だったのですが、
出音(スピーカーの音)も盛り上がりすぎて、
ギターの音色が、ブリブリ言っていたという話も(笑)。
でも、私達はプロなのですから、それも踏まえて、やることはしっかりやりました!
そして、しっかりやったあとは、しっかり呑みました!

【セットリスト】
夕焼け小焼け/里の秋/It's only a paper moon / Fly me to the moon/
山口線唱歌/CMソングお酒メドレー/月光/小石を拾って/卒業/近くへ遠くへ

猫の真珠 山口ツアー#2 夜は瑠璃光寺・ゆらめき回廊

 
9/15。
昼のKURAさんライブを終え、山口市瑠璃光寺に移動。
毎年開催されている、瑠璃光寺ゆらめき回廊「満月の庭のコンサート」で歌ってきました。
5年位前にピアノ弾き語りで出演したのですが、
その時は笹子さんとのデュオで歌える日が来るとは夢にも思っていませんでした。
幻想的なゆらめき回廊を楽しみに足を運んで下さる、
私のことを知らない一般の方たちにもお楽しみ頂けるように、
オリジナルだけではなく、童謡唱歌や、美しい日本語JAZZも盛り込んだのですが、
ライトアップされた五重塔をバックに、
夜空に広がってゆく笹子さんのとろけるギターが、も〜〜うニクイ!
秋の虫の歌声もいい味を出してくれました。
歌詞に「五重塔は国宝 瑠璃光寺〜♪」という歌詞が出てくる
山口線唱歌」(山口でうまれた歌より)も、しっかり聞いて頂き、
2回目のステージでは手拍子まで頂きました!
終演後、CDがポロポロ売れたのですが
その中のある女性が特に心に残っています。
「ゆらめき回廊を目的にやってきて、
 たまたまコンサートがあったので聞いていたのですが、
 あまりにも素敵だったので、CDがどうしても欲しくなりました。
 普段、こんな風に衝動的にCDを買うなんてこと絶対にないんです。
 でも今日はどうしても買いたくなって」と。
新譜「猫の真珠」を買ってくださいました。
今まで存在すら知らなかったシンガーソングライターの歌を、
偶然聞いて、それがしっかり心に届いて、
いきなり2800円のCDを買ってくれるという、その心の動き、
……皆さんにどれだけ伝わるかわかりませんが、
相当嬉しいことなんです
(しかも、山口の方々は、わりとお財布の紐が固いように思っている私……)。
笹子さんは、そそくさと控室に戻ってしまっていたので、
私ひとりで嬉しさをかみしめたのですが、そんなことがあったのですよ〜、笹子さん!
オープンスペースというのは、こうゆう出会いがありがたいのです。

セットリスト
【1回目】夕焼け小焼け/里の秋/It's only a paper moon / Fly me to the moon
   /山口線唱歌/幸せの汽笛/小石を拾って/卒業 
【2回目】ちいさい秋みつけた/おぼろ月夜/It's only a paper moon / Fly me to the moon
  /山口線唱歌/幸せの汽笛/近くへ遠くへ/月光
 

猫の真珠 山口ツアー#1 昼は美祢市のパン屋・KURAさん。 


札幌での弾き語りツアーの次は、
名ギタリスト・笹子重治さんを東京から、私の第二の故郷に呼びつけての、
猫の真珠・山口ツアー!
一日目は9/15。
美祢市にある石窯パン工房・KURAさんでのランチビュッフェ付きライブに初登場。
笹子さんには、前日午後に山口入りしてもらい、
コミュニティFMサンサンきららに1時間出演後、
猫髭うたたね舎にて、翌日からのツアーに向けてリハーサル〜夕食晩酌タイム。
多忙な時間を送りつつ、
一本目のライブを迎えたのでありました。
この日はなんと、会場近辺でロードレースが開催されており、
私達出演者も、ライブを見に来るお客様も、交通規制をかいくぐってKURAに到着したわけです
(悲しいことに、辿りつけなかったお客様もいらしゃったようです。。。)
私が大好きなKURAさんは、パンも食事もとっても美味しい。
しかし、普通のパン屋さんと違って、雰囲気がとっても怪しい。
そんなわけで?うまく言葉にできないのですが、
ライブの方も「なんだか、とっても不思議な雰囲気だったねぇ〜」
(勝手に、宮沢賢治の「注文の多い料理店」の店内の雰囲気を思い出していた私)。
それでも、お集まり下さった皆様、食事も音楽も味わって頂けたようでヨカッタ。
KURAの多田ちゃんが生・笹子さんに、とても喜んでいたので、
また次回もよろしくお願いしますネ!
まかないで出してもらったサンドイッチがとてつもなく美味しかった。
KURA、やっぱりサイコー!


【セットリスト】
前半:幸せの汽笛/どぶ猫ブルース/夢のほとり/ランプのつぶやき
  /かぼちゃのスープ/cmソング日本酒メドレー/月光 
後半:It's only a paper moon / Fly me to the moon /キリギリス
  /小石を拾って/皮膚/造花/モンブラン/近くへ遠くへ

山口でうまれた歌・9月「陽だまりの町」


ご報告が遅くなりましたが、
9/1から山口CATV「山口でうまれた歌」は
「陽だまりの町」を放送しています。
山口市秋穂の美しい風景と共にお楽しみ下さい。
 

写真は7月の歌「すべての心に」でもお世話になった、
牧 徹さんによるものなのですが、
「あれ?秋穂って、こんなに素敵なところだっけ?」と
多くの方が思うのでは?
私はこの歌の歌詞の世界観が好き。
そして、思うように歌えたので、サトコ ご満悦です。

                                      1. +

「陽だまりの町」
作詩 久保研二、 作曲・歌 落合さとこ

大きな夢を おいかけるより
地域に根ざした やわらかな日々
無理して笑って 頑張るよりも
笑顔のあいさつ 忘れないように
人はつながる 話がはずむ
空も青いよ 海も青いよ
きょうから あしたへと
そよ風が吹く 

天までのびた 窓をいろどる
都会のにぎわい 遠ざかる日々 
食事も忘れて 駆けまわるより
みんなでいっしょに おいしいごはん
人がつながる 話がはずむ
雲がほほえむ 波もほほえむ
星空みあげれば 歌が聞こえる

人はつながる 話がはずむ
空も青いよ 海も青いよ
きょうから あしたへと
そよ風が吹く

あなたとわたしの 笑顔をひろげて
そこから始まる 陽だまりの町

札幌ツアーから帰還。山口ツアーは間もなく。


9月に入って、ついたち、ふつか、みっか、と、
三日間連続で、
札幌で歌ってきました。
それぞれの現場で、沢山の愛情をもらって
あぁ、音楽っていいなぁ、札幌っていいなぁと
そんな想いを抱きしめ、
よっかは、三毛別ヒグマ事件の慰霊碑に手を合わせに行って、
いつかは、台風の被害うけつつも、
なんとか飛行機に乗れて、山口に戻ってきたのです。
その、深夜に起こった、北海道地震
昨日まで、お世話になった人たちが、
困っている。
私だけが、脱出したみたいで、
すごく複雑な気持ち。
今や、遠くから見守るしかありません。
そして、私は、私ができることを
やるしかありません。
良い歌を歌うしかないのです。


来週末の連休は、
山口に名ギタリストの笹子重治さんをお招きして、
三日間で四公演を行います。
最終日の9/17(祝)は、お馴染みのwakayamaさんで、
CD「猫の真珠」山口ツアー最終日として、たっぷり歌います。
笹子さんのガットギターは、素晴らしいです。
心に染み入ります。
なかなか山口では聞くことができないので、
是非、この機会にお越しください。
心より、お待ちしています!


札幌でのライブレポは、
順次、ホームページにアップしますネ。