猫の真珠 山口ツアー#3 山口ゆめ花博・森のステージ


笹子さんとの 猫の真珠 山口ツアー3本目は、9/16。
開幕して3日目だった、山口ゆめ花博・森のステージで歌ってきました。
山口に来て10年、それなりに音楽の活動をしっかりとしているつもりですが、
残念ながら外部からの出演オファーがなかったので………
自ら、プロ部門で応募して、見事出場権をゲットしました〜(笑)。
もちろん、応募用紙には「東京から名ギタリストを呼びます」と書いて提出したわけで。
会場に到着後、そこに集まっているお客様の雰囲気を見て、
予定していたセットリストを大幅に変更。
前日のレパートリーがかなり活かされました。
大きなステージ、しかも野外。
そこに響くのは、シンプルなギターと歌だけ。
それもいいじゃないですか。
歌っているうちに、夕焼けになって、
そして、歌い終わる頃には、空にはお星様。
日中は秋晴れで案外暑かったのですが、心地の良い夜の訪れとなり、
多くのお客様が気持ちよさそうに聞いてくれました。
笹子さんのギターで「月光」を、夜空に向かって歌っていると
「遠い昔と近い昔が 今宵むすばれ 夜空を照らす♪」という歌詞が、宇宙的に感じられ、
時空を超えたような不思議な感覚に陥りました。
ひろいひろい宇宙の中で、わたしのたましいは、こうして生きているんだなぁ……みたいな。


連日の、オープンスペースだったのですが、
数日経ってから「あの時に、聞きに行っていたんです〜」という
友人知人の声をききます。
え?あなたも聞いてくれてたの?と。
あとからあとから聞くのです。
山口の皆さんの特性その2「出しゃばらない」。
いやいや、この場合は、是非その場で声をかけて欲しいものです。
終演後、私と笹子さんと関係者の冷静な意見としては、
野外&リハなしの環境で、笹子さんのギターのような、デリケートな音色を、
納得いく音でスピーカーから出してもらうのは、なかなか難しい、ということ。
最後の「近くへ遠くへ」は、いつもと同じように燃え尽きた2人だったのですが、
出音(スピーカーの音)も盛り上がりすぎて、
ギターの音色が、ブリブリ言っていたという話も(笑)。
でも、私達はプロなのですから、それも踏まえて、やることはしっかりやりました!
そして、しっかりやったあとは、しっかり呑みました!

【セットリスト】
夕焼け小焼け/里の秋/It's only a paper moon / Fly me to the moon/
山口線唱歌/CMソングお酒メドレー/月光/小石を拾って/卒業/近くへ遠くへ