歌づくり、鉛ずき

ここのところ、あまり歌を創っていませんでした。
「ザ・お仕事」ともなれば、そんな気持ちになっていなくても、
かかねばならない時もありますが、
もとを正せば、自分のために大事に創りたい、自分の歌。
創る気が起きない時は、創りたい気持ちになるのを待つのみです。
今月は様々な出来事がありました。
いろいろな人との再会、そして別れ。
気付いてみれば、いろんな気持ちを携えていて、
歌を創りたい、素直にそう思っていました。
書きたいことを、思うままにノートに記してみると、いくつもいくつも出てきます。
それがすべて歌になるとは限らないけれど
こんなに形にしたいものがあったんだと、我ながら驚きました。
そして、それらをいまいちど見てみると、つながったひとつのテーマが見えました。
もしかしたら、次に私が歌いたいテーマは、こうゆうことなのかもしれません。
…でも、まだ、自分でもつかみきれていないので、具体的なことはヒミツ。
私の場合、歌を創るのにそもそも楽器はいりません。
特に、来年に向けて新しいことを考えていることもあり
なおさらピアノには向かいません。
今は、ひたすら書くのみ。
何を言いたいのか、自分でよくよく吟味します。
ここで使うのは、昔から決まって、鉛筆か2Bのシャーペン。
紙と鉛が触れる感じが心地よく、すらすらと文字が出てきます。
ボールペンや万年筆だと、固くなったり気負ったりしてしまうみたい。
消しゴムは使いません。
間違ったら二重線や、×をひいて、新しい言葉を書きます。
同時に、ページのあちこち、細かにメモを残してゆきます。
こうして、紙に向かっている時間が好き。
久しぶりの感覚です。