とあるお宅にて、プライベート・コンサートを行ってきました。
依頼主は、この日がお誕生日であるご本人(女性)。
「自宅にプロを呼んで、ホームコンサートをするのが夢だったんです!」と。
私の相棒は、荷物置きと化していたリビングのアップライトピアノ。
このお宅の歴史の一部ですものネ!
(持参したトイピアノの時は、皆さんの方をしっかり向いて歌いました)。
お集まり頂いた方々は、あっちもこっちも 女性 女性 女性!
(+未就学の男のコたちもいましたが)。
皆さん表情豊かで、生き生きしているのです。
たったひとり、途中から静かに現れて
奥の席に座った男性がいらっしゃったのですが
(終演後にはスグ姿が見えなくなった)、
その方は誰だったのか尋ねてみると
「ウチの主人です」。
あら〜、そうでしたか。
この終演後のみなさんとのケーキタイムに不在で良いのでしょうか?
「いいんです〜、いっつもああなんですよ〜ふふふふ〜」と。
確かに、この女性パワーの中では、なかなか居場所が…。
でも関係者は聞き逃さなかった!
私がコンサート中に「みんなで一緒に歌いましょう〜」と声をかけた歌
「ルッコラが咲いたよ」で、
皆さんと同じように「ルッコラ ルコッラ ルッコラ〜♪」と
ご主人さんも歌ってくれていたことを!
サプライズケーキも、私の歌声も、
みなさんもご本人さんもとても喜んでくださったようで、
次回も!という話を早々に頂きました。
大規模&商業ベースの催し物よりも、
小さな規模で愛情のこもった時間を持つ方が、
私はずっとずっと幸せ。
多分、依頼主である、ご本人も同じなのではないかしら。
自分に無理のない、気持ちのよい人たちが集まって、心のこもった時間を持つ。
これ、サイコーです。
(そこに音楽もあれば、いうことなし!)
こうゆう感覚の大人が、どんどん増えるといいな。