弾語りLIVE@jamjam(大阪)終了

■7月13日(火)@大阪、Cafe&Bar JamJam
■出演:島田篤(vo.p)、落合さとこ(vo.p)
■落合曲目:半分の唄、みかんの頃、赤いつながり*、
ニュータウン桜通り、ビロードの幕切れ、旅情日記*、
この町で、ガタンゴトン、さっちゃん、筆箱、どぶ猫ブルース
*=新曲
時折、激しい雨が降る中、JamJamにて島田篤さんとのツーマン。
男性には珍しく透明感のある島田さんの弾き語り、そして私は後半を担当。
一曲目のみ、島田さんにピアノを弾いてもらい、カバーで「半分の唄」を。
最近、ピアノを誰かに弾いてもらい歌うことがめっきりないので、新鮮でした。
お客様で来られていた宝塚市役所の方が、「ニュータウン桜通り」をとても気に入ってくれました。
宝塚もいわゆる「ニュータウン」だそうですが、どこかからの借り物ではなく、
その土地のにおいが自然とする歌があればどんなにステキだろう、と語ってくれました。
話によれば、住んでいる人々が土地の歴史がないことにどこか後ろめたさを感じ、
首都圏で流行っているものや海外の音楽ばかりを好み、地元から出てくる音楽や歌がほとんどないようなのです。
山口CATV「山口でうまれた歌」を制作している時、しみじみ思います。
かっこつけなくていい、その土地のありのままを出すのが、一番いいんだ、と。
私の生まれ育った横浜のはずれの町は、古き良き、とも、おしゃれ、とも言いがたい、ただの住宅地ですが
そこで生きてきた家族の数だけ、それぞれの歴史があって、
ニュータウン桜通り」は、そのほんの一家族を歌にしたのでした。
宝塚にも、宝塚の空気感、そこで住む人たちの息づかいが感じられる歌が生まれることを願います。