空の下の朗読会。詩と朗読の関係。

中原中也の誕生日であるこの日は、
ここ数年、毎年、中原中也記念館に足を運んでいます。
前庭で行われている「空の下の朗読会」の司会として、声をかけて頂いているのです。
一般の方やゲストの方々が、中也や自作や既存の詩を朗読する、午後のひととき。
今回、詩と朗読の関係について、いろいろと考えました。
朗読をすることで、立ち上がってくる詩もあれば、
黙読する方が、本来の良さが伝わりそうな詩もあります。
また、詩自体の力が非常にあって、読み手の力もあれば、ぐんぐん輝きを増すし、
詩の力があっても、読み手の力不足で、貧相になってしまう場合もあります。
これらは、歌(作品)と歌い手の関係と同じ。
ソングライターであり、シンガーでもある私。
どちらにも力を注いで、二倍、三倍…と輝きを放ちたいものです。
 ←ゲストのパフォーマンス。今年は大宮エリーさんでした。