ミクロからマクロまで。wakayama弾き語りワンマンLIVE。

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27()。私にしては5月から本番が立てこんで、なんでこんな時期にwakayamaでのライブを入れちゃったんだろう…とちょっと後悔した6月初旬。そうは言っても、自己表現の極みである弾き語りワンマンはほとんどやっていない。「だから自分の為にやろうって決めたんじゃないの!」と思い直して取り組んだこの日。

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不思議なことに、この日は最初から全然緊張しなかったのです。ぱ~っと開いている感じがして、エネルギーが自然と放出されているように感じました。ピアノ弾き語りというよりは、うたとピアノをつかって放出した「わたし」を、皆さんが感じて、かつ、その中に、みなさんも「みなさん自身」を感じるというか……私が常日頃から考えている理想に近いようなことが、思いがけず、ちょっぴり実現できたように思います。

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お客様からは「しみてくるわいてくる…言葉で言い表せない気持ちを感じました」「なんでかわからないけど涙が出ました」といった感想をたくさん頂きましたし、「ピアノ一台と人間が一人とは思えない」という意見も聞きました。「すごいパワーを感じました」とか「現実なんだけども幻みたい」とも。すごく小さいところからとてつもなく大きなところまで、そう、ミクロからマクロまで、みなさん、ビンビンに感じてくれたようです。笑うところでは大いに笑っていただいたし。

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他界した友人のことを綴ったエッセイを朗読してからの「どんぶらこ」「生きる」「鼓動」(←今回の一番人気でした)は、我ながら良い流れだったと思います。また、お馴染み「モンブラン」「どぶ猫ブルース」「皮膚」などもお届けし、全17曲を歌いました。カバー曲は今回は有名なアニメソング!内容は来た人だけのヒミツ。全体としては、MCも含め、死生観や人生観の強いステージとなりました。

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次回のワンマンがどんな風になるのか全く予想がつきませんが、あるがまま、なすがまま、です。でも、今回のように「わたし」を放出できたらいいにゃぁ。

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お馴染みのwakayamaさんという空間に感謝。店主のアキモトさんご夫妻にも感謝。来てくださった皆さんにも、感謝!
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ライブ写真:牧 徹

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